【ミノキシジル】の副作用をわかりやすく解説

この記事では薄毛（AGA）の治療で使われるミノキシジルについて、その副作用についてを詳しく分かりやすく解説していきます。

【ミノキシジル】の副作用をわかりやすく解説

デュタステリドという成分が配合されたザガーロや、フィナステリドという成分が配合されたプロペシアなどの薄毛を食い止める薬に対し、髪の毛を増やす効果がある薬と言われている厚生労働省が認可した唯一の成分が、ミノキシジルです。

出典：新橋駅前クリニック

ミノキシジルの成分は、本来は薄毛治療用の薬ではありませんでした。

ミノキシジルの血管を広げる作用により、血圧を下げる薬として使われていましたが、使用した人の体毛が濃くなったという副作用から、薄毛治療用に改良されて現在のミノキシジル配合薄毛治療薬が開発されました。

そもそも頭頂部や前頭部の毛細血管は非常に細く、血液によって運ばれる栄養素がなかなか行き渡らないという現象が起こります。そこで、ミノキシジルの作用によって頭部の毛細血管を広げて血液を行き渡らせ、頭頂部や前頭部にしっかりと栄養を与えることにより、髪を増やす効果が期待できるという仕組みです。

ミノキシジルは、厚生労働省が認可した医薬品であるため、副作用の報告もされていますので、気になるミノキシジルの副作用を解説していきます。

ミノキシジルの副作用

ミノキシジルの副作用は外用薬と内服薬によって異なります。

それぞれ解説していきます。

ミノキシジル外用薬の副作用

薬局で唯一購入できるミノキシジル配合外用薬「リアップ」の製造販売を行っている大正製薬株式会社では、下記の報告書をあげています。

副作用発現症例は3,072例中271例（8.82％）、378件であった。 378件の内訳は、「適用部位そう痒感」123件、「適用部位発疹」43件、「頭部粃糠疹」 33件、「接触性皮膚炎」32件、「適用部位紅斑」31件、「適用部位刺激感」13件、「頭痛」 10件、「浮動性めまい」「動悸」「適用部位乾燥」「血圧上昇」が各6件、「適用部位疼痛」 「適用部位熱感」「適用部位腫脹」が各4件、「末梢性浮腫」「適用部位分泌物」「心拍数 増加」が各3件、「眼痛」「耳鳴」「発疹」「裂毛」「蕁麻疹」「皮膚のつっぱり感」「適 用部位炎症」「適用部位発汗」「適用部位変色」「適用部位びらん」「適用部位痂皮」が 各2件、「不眠症」「体位性めまい」「感覚鈍麻」「睡眠の質低下」「眼瞼炎」「眼充血」 「霧視」「心不全」「ほてり」「腹痛」「上腹部痛」「紅斑」「毛髪変色」「毛髪障害」 「多毛症」「そう痒症」「脂漏性皮膚炎」「夜間頻尿」「適用部位浮腫」「胸痛」「浮腫」 「適用部位異常感覚」「適用部位皮膚剥脱」「アラニンアミノトランスフェラーゼ増加」 「眼圧上昇」「血中アルカリホスファターゼ増加」が各1件であった。

出典：大正製薬株式会社

２件以上あったミノキシジルの副作用の症例を分かりやすくまとめると、下記のようになります。

• 頭皮のトラブル（かゆみ・発疹・ほてり・乾燥・炎症など）
• 動悸
• 頭痛・眼痛
• 蕁麻疹

1つずつ詳しく解説していきます。

頭皮のトラブル（かゆみ・発疹・ほてり・乾燥・炎症など）

ミノキシジル外用薬を使用した際、一番多く発症した症状が、塗布部分の痒みです。また、発疹ができたり炎症を起こしてしまったりと、塗布部分に何かしらのトラブルが起こってしまう可能性があります。

動悸

動悸とは、心臓の鼓動が激しくなったり脈が乱れたりする症状で、ミノキシジルの血行を良くする作用により起こってしまうものです。

頭痛・眼痛

頭痛や眼痛も、ミノキシジルの血行促進作用により起こってしまうものと考えられています。

蕁麻疹

蕁麻疹は皮膚が赤く腫れて発疹してしまう症状で、頭皮トラブルの一種です。

 

では次に、ミノキシジル内服薬の副作用を解説していきます。

ミノキシジル内服薬の副作用

ミノキシジル内服薬の副作用は、下記の症状があります。

①頭皮のかゆみや炎症　　②血圧低下や心拍数の増加　　③頭痛やめまい
④体重増加　　⑤手足のむくみ　　　⑥多毛症（タブレットタイプのみ）

出典：聖心毛髪再生外来

ミノキシジル内服薬は、ミノキシジル外用薬に比べて多毛症という副作用があります。

多毛症

多毛症とは、ミノキシジルの血管を広げる働きが、頭皮だけでなく体全体に作用することにより、起こる副作用です。

血行が良くなることにより、頭痛やめまい、心拍数の増加なども副作用として挙げられています。

また、ミノキシジル内服薬はむくみも起こる可能性があります。なぜかというと、ミノキシジルの作用により血行が良くなって血液が薄まり、体が血液濃度を戻そうと血液から水分を排出することによって起こります。

【ミノキシジル】の副作用が気になる場合はどうすればいい？

ミノキシジルの副作用が気になる場合はどうすれば良いのでしょうか？

ミノキシジルの副作用は、主に下記の5つです。

上記の副作用が気になる方は、まず薄毛治療専門のクリニックに相談することをおすすめします。

最近ではオンラインで無料カウンセリングや診察、薬の処方までをしてくれるクリニックもあります。

例えばオンライン診療対応の【AGAヘアクリニック】 は、スマホのビデオ通話を使ってご自宅にいながら薄毛の相談やカウンセリングをしてくれますので、とても便利です。

治療を始めなければ完全無料ですし、治療を始めればそのまま診察に進み、薬は配送してくれますのでとても便利です。

また、全国に80院以上を展開する湘南美容クリニックもオンライン無料カウンセリングを行なっています。

AGAヘアクリニックと湘南美容クリニックの詳細を下に記載しておきますので、気になった方は一度オンラインで無料カウンセリングを受けてみると良いでしょう。

AGAヘアクリニック

AGAヘアクリニックは、東京の秋葉原に本院があるのですが、日本全国どこからでもスマホのビデオ通話を使った診察が可能です。

無料カウンセリング後、あなたに最適なミノキシジルタブレットやプロペシアのジェネリック薬、ザガーロのジェネリック薬を低価格で処方してもらえます。

薬は配送してもらえますので、まずは投薬の治療から始めたいという方や、とりあえず無料カウンセリングをしてもらって治療するかを決めたいという方にとっては、非常におすすめです。

▼公式サイトのURLより、無料カウンセリングと診察の予約ができます。

AGAヘアクリニックの公式サイト
オンライン診療対応の【AGAヘアクリニック】

主な治療内容と費用

• カウンセリング・・・・・無料
• 内服薬（フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジル内服薬など）・・・・・1,800円〜/月
• 外用薬（ミノキシジル外用薬など）・・・・・12,000円〜/月
• オリジナルシャンプー・・・・・3,500円/本〜

診療時間

10:00 ～ 20:00
（無休）

湘南美容クリニック

湘南美容クリニックは、日本全国に80院以上を展開している実績あるクリニックです。

薄毛治療に関してもカウンセリングは無料で、投薬治療が月1,800円から始める事ができます。

現在はオンライン無料カウンセリングも行なっており、下記の公式サイトのURLより無料カウンセリングの予約ができます。

湘南美容クリニック公式サイト
公式HP

主な治療内容と費用

• カウンセリング・・・・・無料
• 内服薬（フィナステリド、ザガーロ等）・・・・・1,800円〜/月
• 外用薬（ミノキシジルとフィナステリドが配合されたオリジナルスプレー）・・・・・8,318円〜/月
• スマートFUE植毛・・・・・396,000円/500グラフト〜

診療時間

10:00 ～ 19:00
（無休）

薄毛を食い止める薬

薄毛（AGA）の治療薬には、大きく分けて【髪の毛を増やす薬(ミノキシジル)】と【薄毛を食い止める薬】の2種類があり、【薄毛を食い止める薬】には、薄毛を食い止める成分：フィナステリドが配合されたプロペシアと、同じく薄毛を食い止める成分：デュタステリドが配合されたザガーロという飲み薬があります。

ミノキシジルの副作用が気になる場合、薄毛を食い止める薬であるプロペシアやザガーロでの治療から始めてみることも選択肢の１つです。

プロペシアとザガーロは薬局では買えず、AGA専門クリニックや薄毛治療を行っている病院でしか手に入りません。（一部のECサイトでは、違法な輸入品や偽物が出回っているようなので注意してください）

ここからは、プロペシアとザガーロには具体的にどのような効果があるのか、どのような副作用の心配があるのかを解説していきます。

プロペシアとザガーロの効果

AGAとは、髪の成長を妨げる働きを起こす物質が頭皮で作られ、それによって髪の成長サイクルが乱れてしまい、生えてきた髪の毛が成長しきらないままどんどん抜けてしまう事によって薄毛になる症状です。

下記の図をご覧ください。

正常なヘアサイクルは、髪が生えてから2年〜6年かけて成長していき、成長が止まり、抜けてまた新しい髪が生えてきます。

ですが、男性の薄毛（AGA）の場合、髪が生えてから十分に成長する前に抜け落ちてしまいます。

枕元や髪を洗った後の抜け毛をチェックして、以下の写真のように短い髪の毛が多い場合は、ほぼ間違いなくAGAです。

この、髪の毛の正常なサイクルを乱してしまうのがジヒドロテストステロン（DHT)という物質で、ジヒドロテストステロンこそが、薄毛（AGA）の原因です。

プロペシアの効果

出典：新橋駅前クリニック

薄毛（AGA）の原因であるジヒドロテストステロン（DHT)は、頭皮にある5αリダクターゼⅡ型という物質が血液中にある男性ホルモンのテストステロンと結びつくことによって発生します。

プロペシアに含まれているフィナステリドという成分は、5αリダクターゼⅡ型の働きを抑える効果があり、結果的にジヒドロテストステロン（DHT)の発生を防ぐため、AGAに効果があると言われています。

ザガーロの効果

出典：新橋駅前クリニック

プロペシアに対してザガーロは、より薄毛（AGA）の改善に効果があると言われています。

実は5αリダクターゼにはⅠ型とⅡ型があり、プロペシアは5αリダクターゼのⅡ型の働きのみを阻害するのですが、ザガーロに含まれているデュタステリドという成分は、5αリダクターゼⅡ型だけでなくⅠ型の働きも阻害してくれます。

ですので、ザガーロはプロペシアに比べて、より広い範囲でジヒドロテストステロン（DHT)の発生を防ぐことができるんです。

プロペシアとザガーロの副作用

プロペシアとザガーロの副作用をそれぞれご説明していきます。

プロペシアの副作用

承認時の国内臨床試験において、調査症例276例中副作用は12例(4.3%)
リビドー減退3例(1.1％)、勃起機能不全2例(0.7％)、その他9例(射精障害、精液量減少、下痢、胃不快感等)(いずれも1%未満)

出典：浜松町第一クリニック

 

• 性欲減退
• 勃起機能不全
• 射精障害

など、生殖器に関わる副作用ですが、発生率はかなり低い事がわかります。

ザガーロの副作用

第Ⅱ/Ⅲ相国際共同試験において、本剤が投与された総症例557例(日本人120例を含む)中、95例(17.1％)
勃起不全24例(4.3％)、リビドー減退22例(3.9％)、精液量減少7例(1.3％)

日本人120例中、臨床検査値異常を含む副作用が報告された症例は14例(11.7％)
リビドー減退7例(5.8％)、勃起不全6例(5.0％)、射精障害2例(1.7％)(承認時)

出典：浜松町第一クリニック

ザガーロの副作用もプロペシアと同じように生殖器に関わる副作用が多いです。

副作用の全体的な発生率は、プロペシアの4.3%に比べてザガーロは17.1%と、少し高くなっています。

プロペシアとザガーロを安全に低価格で使用する方法

上記のように、プロペシアとザガーロにも副作用がありますので、安全に使用するには医師の診察が必要になってきます。

先程ご紹介しましたオンライン診療対応の【AGAヘアクリニック】 や【湘南美容クリニック】は、薄毛治療のスペシャリストですので、プロペシアやザガーロを安全に使用することができるでしょう。

また、どちらのクリニックもプロペシアと同じフィナステリドという成分を配合した薬を1,800円(一ヶ月分)から扱っていますので、とても低価格で薄毛治療を始める事ができます。

おわりに

ミノキシジルの副作用を中心に解説してきましたが、いかがでしたでしょうか？

AGA（男性型脱毛症）の治療は、早ければ早いほど良い結果が生まれます。

少しでもご自身の薄毛が気になる方は、オンライン診療対応の【AGAヘアクリニック】 や【湘南美容クリニック】で無料カウンセリングを受けてみると良いでしょう。

薄毛治療のプロに薄毛の相談をするだけでも、悩みが少し楽になるかもしれません。

こちらの記事が、あなたの薄毛の悩みをいち早く解決できるための参考になれば、幸いです。