【男性の薄毛】原因・対策

円形脱毛症の原因と対処法を解説

円形脱毛症の画像

円形脱毛症に悩まされている人は日本の人口の1〜2%もいると言われていますが、実は正確な原因は分かっていません。近年では「自己免疫疾患」が原因であるという説が有力となっています。

他にも円形脱毛症の原因と言われている説がありますので、紹介していきます。

円形脱毛症の原因と対処法

円形脱毛症の原因①自己免疫疾患

自己免疫疾患とは、免疫機能(外部からの異物の侵入を防ぐ体の防御機能、花粉症のようにくしゃみや鼻水によって花粉を体外に排出しようとするのもこの機能)に異常が生じることです。

この自己免疫疾患により、髪の毛などの自分の体の一部を異物とみなして排出してしまうのが円形脱毛症の原因であると、近年では考えられています。

ですが、なぜ免疫機能に異常が生じてしまうのか、その原因はまだ分かっていません。

円形脱毛症の原因②ストレス

ストレスは交感神経に異常をきたして血管を収縮させ、その結果頭皮の血行が悪くなり頭皮に栄養を行き渡らせることが出来なくなります。そうなると円形脱毛症や薄毛を引き起こすのではないかとも言われています。

また、自己免疫疾患を引き起こす原因の1つがストレスではないかと考えられています。ストレスは体に良いことが1つもありませんので、

円形脱毛症の原因③アトピー素因

円形脱毛症患者の40%以上がアトピー素因(アトピー性皮膚炎、気管支炎、アレルギー性鼻炎)を持っていると言われており、家族にアトピー素因を持つ人を含めると50%以上になります。

そのことから、アトピー素因を持っている人は円形脱毛症を発症しやすいのではないかと考えられています。

円形脱毛症の原因④遺伝

円形脱毛症は、そのまま遺伝するというわけではなく、遺伝しやすくなる(遺伝的素因を持つ)と言われていて、円形脱毛症患者のご家族が発症する確率は30%と言われています。

また、遺伝子がほぼ同じである一卵性双生児の場合、片方が発症するともう片方も発症する確率が50%ですが、二卵性双生児の場合は片方が発症した場合でももう片方が発症するということはほとんど無いそうです。

円形脱毛症の原因⑤出産後のホルモンバランスの乱れ

女性は妊娠すると体内の女性ホルモンが約100倍にまで増えますが、増えた女性ホルモンが出産後に急激に減ってしまい、ホルモンバランスが乱れてしまいます。

それが原因で起こる産後脱毛症という薄毛の症状がありますが、これが部分的に集中して起こると円形脱毛症となります。

円形脱毛症の対処法

円形脱毛症を発症してしまったら、皮膚科で治療を受けましょう。できれば事前に「円形脱毛症の治療を行っているか」を確認してから行くことをおすすめします。

また、男性でも女性でもホルモンバランスの乱れが原因の場合も考えられますので、出来るだけ生活習慣を整えて心身ともに健康な生活を心がけるようにしましょう。

 

あなたの悩みが少しでも軽くなることを、心からお祈り申し上げます。

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