「生え際が後退してきておでこが広くなったなぁ」と感じていませんか?
髪の生え際が少しずつ後退してしまう状態はM字ハゲと呼ばれていますが、薄毛治療で治る可能性は十分にあります。
さらに現在では、生まれつき生え際が後退していておでこが広い人が、おでこを狭くする治療法もあります。
本記事では、生え際後退(M字ハゲ)について、詳しい治療法や原因を解説していきます。
Contents
生え際後退(M字ハゲ)の治療法
生え際後退(M字ハゲ)は、気づいたらできるだけ早く治療を行うことがおすすめです。
あまりに後退してしまうと、手遅れなんて事もありますので、少しでも気になったら薄毛治療専門のクリニックに相談しましょう。
オンライン診療対応の【AGAヘアクリニック】 やAGAスキンクリニックでは、スマホのビデオ通話を使ったオンライン無料カウンセリングを行っていますので、ご自宅にいながら無料で生え際後退(M字ハゲ)や薄毛の相談が出来ます。もし投薬治療のみでしたらそのまま診察をして薬を処方してもらい、薬は郵送してもらえますのでクリニックに足を運ばずに治療を始めることが出来ます。
生え際後退(M字ハゲ)の主な治療法は下記の5種類です。
- 飲み薬
- 塗り薬
- メソセラピー
- HARG
- 自毛植毛(生まれつき生え際が後退している人でも治療可能)
- 人口毛植毛(生まれつき生え際が後退している人でも治療可能)
1.飲み薬
生え際後退(M字ハゲ)の治療に用いられる飲み薬の成分には、主に下記の3種類あります。
- フィナステリド
- デュタステリド
- ミノキシジル
フィナステリドとデュタステリドは、生え際後退(M字ハゲ)を食い止める効果が期待できる成分で、ミノキシジルは髪の毛を増やす効果が期待できる成分です。
どれも薬局では買えず、AGA専門クリニックや薄毛治療を行っている病院でしか手に入りません。(一部のECサイトでは、違法な輸入品や偽物が出回っているようなので注意してください)
フィナステリド配合内服薬で有名なのはプロペシア、デュタステリド配合内服薬で有名なのはザガーロです。薄毛について調べている方でしたら、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
出典:AGAスキンクリニック
出典:AGAスキンクリニック
ミノキシジル配合内服薬は、クリニックによって様々な名前がつけられています。
2.塗り薬
薄毛に効果が期待できる成分として日本で唯一認められているのが、ミノキシジルです。
そのミノキシジルを配合した塗り薬も、生え際後退(M字ハゲ)の治療には期待できます。
市販のミノキシジル配合外用薬で有名なのは大正製薬の「リアップ」です。
出典:大正製薬
ミノキシジル配合外用薬は、ミノキシジル配合内服薬と違い、薬局で購入する事が可能ですので、一番手軽に始められる薄毛対策法かもしれません。ですが、副作用で頭皮のかゆみが生じる場合があります。筆者も一度使ってみましたが、かゆみが生じたため、使うのをやめてしまいました。
3.育毛メソセラピー
出典:AGAスキンクリニック
育毛メソセラピーは、頭皮に髪の毛の成長因子を直接注入し、発毛促進を施す効果が期待できる治療法です。
月に1〜2回の施術が必要で、費用も高額になってきますので、飲み薬や塗り薬で改善されなかった場合は試してみる価値があると思います。
4.HARG
出典:ゴリラクリニック
HARGも育毛メソセラピーと同じように頭皮に有効成分を注入する治療法ですが、育毛メソセラピーと違う点は、育毛メソセラピーの成分であるビタミンやアミノ酸等をブレンドしたも他に、幹細胞から抽出した成長因子を含むタンパクAAPEから生成したHARGパウダーを頭皮に直接注入することです。
さらに、育毛メソセラピーは治療をやめてしまうと効果が無くなってしまうのに対し、HARGは治療をやめても効果が持続するという違いがあります。
5.自毛植毛
出典:AGAスキンクリニック
自毛植毛とは、薄毛が起こりにくい後頭部や側頭部の髪の毛を毛根ごと取り出し、髪の毛が少なくなっている部分に植え付ける方法です。
ですので、生え際が後退してきた人だけでなく、生まれつき生え際が後退している人でもおでこを狭くすることが出来ます。
自毛植毛には主に下記の2種類の技法があります。
- FUE法(髪の毛を一株ずつ取り出して移植する方法)
- FUT法(髪の毛複数本を帯状に一度で取り出したのち、一株ずつに分けて移植する方法)
6.人工毛植毛
人工毛植毛は、合成繊維(ポリエステルやナイロン)で作った人工毛を頭皮に植え付ける方法です。
どんなに髪の毛が少ない人でもすぐに薄毛を改善出来る方法ですが、頭皮が炎症を起こしやすくなってしまったり、体の免疫システムによって植えた人工毛が異物と判断されて抜け落ちるため定期的に人工毛植毛を繰り返さなければならない、といったデメリットがあります。
そのようなことから、植毛先進国であるアメリカでは、人工毛の植毛は問題があるとして法律で禁止されています。
人口毛植毛も、生え際が後退してきた人だけでなく生まれつき生え際が後退している人のおでこを狭くすることが出来ますが、あまりおすすめできる治療法とは言えないかもしれません。
そもそも生え際後退(M字ハゲ)ってどうして起こるの?
生え際後退(M字ハゲ)は女性では起こりにくく、男性特有の薄毛の症状です。
ほとんどの方の生え際後退(M字ハゲ)の原因は、AGA(男性型脱毛症)です。
AGA(男性型脱毛症)とは、頭皮で脱毛ホルモンが発生し、薄毛を引き起こす症状です。
詳しく解説していきます。
AGA(男性型脱毛症)とは?
頭皮にある毛乳頭細胞には5αリダクターゼという成分が存在し、この5αリダクターゼにテストステロンという男性ホルモンが組み合わさる事により、ジヒドロテストステロン(DHT)という物質が発生します。
このジヒドロテストステロンという物質こそが、生え際後退(M字ハゲ)や薄毛を引き起こす原因(脱毛ホルモン)です。
新しく生えた髪の毛は、通常2年〜6年かけて成長して抜け落ちるというヘアサイクルを行なっていますが、ジヒドロテストステロンは毛母細胞の働きを低下させてしまい、この正常なヘアサイクルを乱してしまいます。その結果、髪の毛が太く長く成長する前に抜け落ちてしまいます。
下の図は、正常なヘアサイクルと乱れたヘアサイクルのわかりやすい比較画像です。
ヘアサイクルが乱れると髪はしっかり成長する前にどんどん抜け落ちていきます。また新しい髪の毛は生えてきますが、新しい髪が生えるまでには3ヶ月前後かかります。新しく生える髪の毛よりも、抜け落ちる髪の毛の方が多くなり、薄毛の状態が続きます。
さらに怖いのが、髪の毛には寿命があり、一生のうちに髪の毛が生え変わる回数は20回〜30回と言われています。
乱れたヘアサイクルでどんどん髪の毛が生え変わると、あっという間に髪の毛の寿命が来て髪が生えてこなくなり、薄毛ではなく完全にハゲた状態になります。
そうなってしまう前に、薄毛の方はできるだけ早く対策を取る必要があります。
ではなぜ、AGAを発症すると頭全体の髪の毛が薄くなるのではなく、M字部分がピンポイントで薄くなっていくのかというと、5αリダクターゼという成分が存在するのは髪の生え際やM字部分、頭頂部(つむじ)に多いからです。
ですので、薄毛の人にはM字ハゲやつむじハゲが多いのです。
AGA(男性型脱毛症)以外の原因
生え際後退(M字ハゲ)は、まれに下記のようなAGA(男性型脱毛症)以外の原因によって起こる場合があります。
- 生活習慣の乱れやストレスによるホルモンバランスの乱れ
- 洗浄力の強いシャンプーの刺激など、外的要因による頭皮環境の悪化
- 油分の多い食生活による頭皮の皮脂の過剰分泌
上記の原因は生え際だけでなく髪全体に悪影響で、薄毛を引き起こしかねませんので、心当たりがある場合は改善するように心がけましょう。
おわりに
生え際後退(M字ハゲ)とは、AGA(男性型脱毛症)などによって髪の生え際が薄くなり、ハゲてしまう症状ですが、しっかりと治療をすれば治る可能性は十分にあります。
もしあなたが生え際後退(M字ハゲ)で悩んでいるのであれば、一度薄毛治療専門のクリニックに相談してみることをおすすめします。
最初にご紹介したオンライン診療対応の【AGAヘアクリニック】 やAGAスキンクリニックでは下記の公式サイトからオンライン無料カウンセリングの予約が出来ます。
もちろんクリニックに直接行って無料カウンセリングを受けることも可能です。(予約必須)
AGAヘアクリニックの公式サイト
オンライン診療対応の【AGAヘアクリニック】
AGAスキンクリニック公式サイト
https://www.agaskin.net/at/
あなたの生え際後退(M字ハゲ)の悩みが少しでも軽くなるよう、心からお祈り申し上げます。